宇宙空間ではなく、その内容物(星とかの物質)がなくなるという意味での終わりなら、予測はされてます。
大統一理論という仮説がもし正しければ、陽子が10の30何乗年で崩壊することが予想される。
陽子が崩壊すれば、原子は成り立たなくなり物質は全て崩壊する。
10の30何乗年後の未来、宇宙は光子、ニュートリノ、電子、陽電子とブラックホールだけになってしまうだろう。
大統一理論の正しさを証明する手段として、陽子の崩壊の観測実験が行われている。
陽子1個の平均寿命が10の30何乗年だとしても、陽子を10の30何乗集めれば平均1年に1個は崩壊すると考えられる。
カミオカンデやスーパーカミオカンデはこれを観測する目的で作られた。
ニュートリノの観測でノーベル賞もらったけど、それは副産物だったんだよね。
肝心の陽子の崩壊はまだ観測されておらず、大統一理論はまだ証明されていない。
その先の未来、10の100乗年後にがブラックホールが蒸発すると考えられる。
これはホーキングの仮説なんだけど、証明はもちろんされていないが理論的な否定もされていない。
10の100乗年後にこの宇宙は光子、ニュートリノ、電子、陽電子だけになるだろうと予想されるそうです。
(佐藤勝彦の本にそう書いてあった)
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